インスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリンの絶対量が足りなくなっておこる病気です。
インスリンが作られているのは、胃の裏側にあるすい臓です。
ここに、ランゲルハンス島という組織が小さな島々のように点在しており、このランゲルハンス島の中のβ細胞が、インスリンを作っては貯蔵し、必要があれば分泌する役目を果たしています。
1型糖尿病は何らかの理由で血液中のリンパ球がβ細胞を破壊するためにおこります。
リンパ球はふつう、体の害となる細菌などが進入した場合に、これを取り囲み、攻撃します。
この場合、誤って自分自身の細胞を標的にしてインスリンの分泌ができなくなるようにてししまうのです。
はっきりとした原因はまだわかっていませんが、いくつかの遺伝子と環境要因が複雑に結びついた結果、発症すると考えられています。
ただし、両親のいずれかから病気を受け継ぐ「優性遺伝形式」をとるケースはほとんどなく、また、生活習慣が直接の原因となることもありません。
なかには、2型糖尿病により長期間、高血糖状態を経験したり、内服薬を服薬し続けたため、すい臓が疲弊して1型糖尿病となる場合もあります。
主な症状としては、のどの渇きや頻尿、激しい空腹、急な体重減、ひどい疲労感などがあります。
まとめ
発症年齢 子どもや若年の成人に多い
発症のスピード 急激に現われる
発症の要因 インスリンを分泌する細胞が破壊されるために起きる。
体 型 やせ型に多い
糖尿病こんすい 起しやすい
経口血糖降下剤の効果 ない
インスリンの分泌 著しく低下、または全くない
治療の方法 インスリン療法を行う
日本人の患者の割合 全体の5%
糖尿病を一言で説明することは難しいです。「糖尿」でもなければ「病」でもなく、その人自身の体質とでもいえるかもしれません。のどの弱い体質、胃の弱いタイプと同じようにインシュリンの働きの弱いタイプの人と考えます。インシュリンの出が弱いので血液中の糖の量が増え、尿に出、そのために生じる不都合な症状を糖尿病と呼んでいると言っても良いのではないでしょうか。
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糖尿病はインスリンというホルモンが足りなくなったり、うまく細胞に作用しなくなって、血液中のブドウ糖が増える病気です。
インスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリンの絶対量が足りなくなっておこる病気です。